平成21年に商社を通して納めさせて頂いた、松江高等専門学校の写真です。
偶然Webで見つけましたので、少し紹介致します。
たたら製鉄による体験のため釜土をこねて、炭を切り、たたら炉を耐火煉瓦で積み上げます。
炭と砂鉄をたたら炉に装荷し、最後に鉧(けら)と呼ばれる鉄塊を取り出しました。
2010年に出雲大社の隣にある歴史博物館に見学しましたが、収蔵してある大量の鉄剣の
量には本当に驚きました。また製鉄の技術は出雲から全国へ渡っていったようです。
2012年 5月
加熱炉改修工事1からの続きです。
高温断熱ボードの施工後に耐火レンガSK34の並形を施工します。
床面の耐火レンガ施工後です。
丸いボイドがハマっているところがバーナー口ですので、ここは不定形耐火物で施工します。
断熱ボードが水を吸収するので不定形耐火物にクラックが入りやすいので、不定形耐火物は2度に分けて施工しました。
壁面の耐火レンガの施工後です。
壁面の耐火レンガを施工後に床のバーナー口に2度目の不定形耐火物を施工しました。
加熱炉の蓋になる上部の耐火レンガはSK34の平4丁掛けを使用し、排気口の部分を丸くカットし並べました。
排気口がないところはこんな感じ・・・
中から見るとこんな感じです。
壁面の不定形耐火物も綺麗に施工出来ました。
使用材料は
高温断熱ボード
SK34並形
SK34平4丁掛け
SK34長2丁掛け
#34耐火モルタル
不定形耐火物 #13
改修後の加熱炉からの製品が良い製品が出来上がりますように。
4月の連休前におこなった加熱炉の改修工事です。
溝形鋼に塗装をする前処理として、加熱炉にて溝形鋼を加熱し吹付け塗装をするラインの一部になります。
これまでは炉の内面にガラス繊維のウール上の物が貼り付けてあったのですが、ガスバーナーの風圧によってウールの繊維が剥がれたりバーナーの炎が直にケーシングに当たりケーシングを痛めてしまうことから相談をうけました。
左右と床の円形状がガスバーナーです。
剥がれ落ちた繊維が沢山落ちています。
改修計画では炉内が狭くガスバーナーが近いので、風圧が対面に強く当たることから表面材は耐火レンガを使用し炉内の熱損失を減らすために高温断熱ボードを使用することにしました。
耐火レンガ+高温断熱ボード
耐火性と耐摩耗性を耐火レンガでカバーし、その裏で高温断熱ボードで断熱と蓄熱損失量の軽減をはかります。
施工前に既設のウールは全て撤去してから高温断熱材をケーシングに貼り付けていきます。
床面に続き壁面も高温断熱ボードを貼ります。
高温断熱ボードの上に耐火レンガを貼り付けます。
加熱炉改修工事2に続きます。