2013年 4月

 
活性炭再生炉冷却塔の改修工事を3月に行いました。
 
今回の冷却塔に求められた耐火物の仕様は、中を流れる空気の酸性度が高く
強酸性でありました。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
また、空気の冷却と中和のため苛性ソーダを噴霧しているとのことでした。
 
既存の耐火物が軽量の断熱キャスタブルで施工されていることもあり、水がかかった
部分のキャスタブルが侵食され一部ケーシングが見えてしまっているところもありました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
写真の奥の凹んでいる部分がそうです。
 
改修工事では周囲の不定形耐火物(キャスター)を削ってから、再度不定形耐火物
(キャスター)を打設します。
新たに打設する不定形耐火物(キャスター)はライトキャスターと呼ばれる軽量の
断熱キャスターと、苛性ソーダが噴霧される部分に耐水、耐酸性、耐アルカリ性の
3つの耐性併せ持った特殊な不定形耐火物(キャスター)を施工します。