4月の連休前におこなった加熱炉の改修工事です。
溝形鋼に塗装をする前処理として、加熱炉にて溝形鋼を加熱し吹付け塗装をするラインの一部になります。
これまでは炉の内面にガラス繊維のウール上の物が貼り付けてあったのですが、ガスバーナーの風圧によってウールの繊維が剥がれたりバーナーの炎が直にケーシングに当たりケーシングを痛めてしまうことから相談をうけました。
左右と床の円形状がガスバーナーです。
剥がれ落ちた繊維が沢山落ちています。
改修計画では炉内が狭くガスバーナーが近いので、風圧が対面に強く当たることから表面材は耐火レンガを使用し炉内の熱損失を減らすために高温断熱ボードを使用することにしました。
耐火レンガ+高温断熱ボード
耐火性と耐摩耗性を耐火レンガでカバーし、その裏で高温断熱ボードで断熱と蓄熱損失量の軽減をはかります。
施工前に既設のウールは全て撤去してから高温断熱材をケーシングに貼り付けていきます。
床面に続き壁面も高温断熱ボードを貼ります。
高温断熱ボードの上に耐火レンガを貼り付けます。
加熱炉改修工事2に続きます。
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