お客様の作品紹介

お客様のピザ窯の紹介です。
今年の2月にピザ窯作りの相談を受けたお客様です。
今回作る場所から数年後には移設する予定であることから、耐火モルタル等を使わずに
接着せずに作りたいとのことでした。
 
窯は並形のレンガと平板(300×600×65)を使った2層式です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
耐火モルタルなしでは気密が保たれずに、レンガとレンガの隙間から熱が逃げてしまい
ますのでガラス繊維状のブランケットとよばれる物をレンガとレンガの間に挟んで作りました。
ブランケットは柔らかいのでレンガを載せてもドッシリとは安定しないため、市販の穴あ
きアングルで固定してあります。
 
使用したレンガは
SK32並形
SK32半マス(114×114×65)
SK34 棚板(800×100×60)
SK34 平板(300×600×65)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ピザやパンを焼くのに大活躍中だそうです。
 
 
 

平成21年に商社を通して納めさせて頂いた、松江高等専門学校の写真です。
偶然Webで見つけましたので、少し紹介致します。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
たたら製鉄による体験のため釜土をこねて、炭を切り、たたら炉を耐火煉瓦で積み上げます。
炭と砂鉄をたたら炉に装荷し、最後に鉧(けら)と呼ばれる鉄塊を取り出しました。
 
2010年に出雲大社の隣にある歴史博物館に見学しましたが、収蔵してある大量の鉄剣の
量には本当に驚きました。また製鉄の技術は出雲から全国へ渡っていったようです。

愛知県美浜町のお客様のピザ釜紹介です。
ピザ釜とバーベキュウの釜も一緒に作られました。
 

 
 
 
 
 
 
3段づくりの釜です。
一番下は火焚き場
中段はちょっとした料理や、薫製作りに。
1番はピザやパンなど色々な料理に。
窯の温度変化を和らげるためにあえて使った鉄の内部がどのような効果をもたらすでしょうか?
楽しみですね!!
 
使用材料は
耐火モルタルはエアーセットモルタルを使用し、耐火レンガの並形、ウス半丁、長2丁掛け、
300×600×65の平板、横ゼリを使って作られました。
 
家族や仲間と一緒にバーベキューやピザを焼いたら楽しそうですね。

7月に耐火レンガを購入されたお客様のピザ釜です。
 

 
 
 
 
 
 
 
 
使用材料は
耐火レンガ 並型 230×114×65
耐火レンガ 半マス 114×114×65
アーチ部分に Y2 230×114×65-59 とY3 230×114×65-40
釜の床に長2丁掛け 460×114×65 と 大板(サブロクバン) 300×600×65
を使ってます。
 
ピザ釜の隣にはバーベキューコンロ(BBQ)を併設。
こちらも長2丁掛け 460×114×65 と 大板(サブロクバン)300×600×65 を
使いまわりには焼過ぎレンガを使っています。
耐火モルタルはエアーセットモルタルを使用し、焼過ぎレンガの部分はセメントモ
ルタルを使っています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
扉は友人の自作だそうです。
写真を見る限り、結構立派にできています。
 
写真には大切なピザ釜を雨から守る屋根が有りませんが、そちらはこれから製作するそ
うです。